土に還るんdeathね。
b0068354_2120093.jpg宮崎学・写真集「死」
山の中で、小鹿の死体と出会った。ということで、その行く末を写真でとらえているのです。
たぬきやら虫やら鳥やら、、、それぞれ肉を食べたり、毛を巣の材料にしたり。他の動物のすきをついてキツネが骨ごと持っていったり。
最初は半分くらい雪に埋まっていたのが、少しずつとけて春が近づく。。。

そして とろけるようにゆっくりと、鹿が鹿でなくなっていくのだ。

骨だけになる。それもいつの間にか持ち去られる。。。もうあとには何も残らない。
森の一部にもどるのだ。

ところが夏の死は、そうはいかないようだ。夏は動物が寄ってこない。代わりに蝿がやってきて卵を産みつける。そしてウジとなって消化する。
夏は気温が高いので、肉がすぐに腐ってしまう。だから動物は肉を食べにこないのだそうだ。反対に冬は天然の冷蔵庫になるのでフレッシュキープ。

というわけで、ほとんど虫によって土に還されるので、骨がそのままだ。

腐臭(死臭)は虫や動物を寄せつける。集まったものたちは消化を始める。そして彼らの排泄物はもっと小さい生き物の餌となる。いやあ、無駄がないですねえ。バンビよ安心したまえ。

それにしてもなんだかこの本を見ていると、土葬について考えさせられる。それが本来の姿だよなあ。

さらに漫画・釣りキチ三平のひとコマでは。
おじいちゃん一平が亡くなって、土葬される。そしてその穴を掘っている時に、誤ってとなりの棺をつきやぶってしまう。そこには三平を産んで亡くなった母が埋まっていたのだ。
三平はその頭蓋骨を手にとって、こう言うのだ
「かあちゃん。わかるか。。?おらだ、三平だ。」

初めて見る母の姿。骨を手にもくとう。
そしてこう思う。
じいちゃんもこうなってしまうんだろう。土に帰って、こんな姿になっちまうんだろう。。
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by zigma | 2005-06-13 22:28 | hibi
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